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初級日本語文法の総まとめ

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118v_ら_れる

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 ^形^  グループ1  ^^^^  グループ2  ^^  グループ3  ^^ ^形^  グループ1  ^^^^  グループ2  ^^  グループ3  ^^
 ^辞書形|とる|よむ|かく|はなす|たべる|みる|する|くる| ^辞書形|とる|よむ|かく|はなす|たべる|みる|する|くる|
-^(ら)れる形|とら**れる**|よま**れる**|かか**れる**|はなさ**れる**|たべ**られる**|み**られる**|**できる**|**こられる**|+^(ら)れる形|とら**れる**|よま**れる**|かか**れる**|はなさ**れる**|たべ**られる**|み**られる**|**される**|**こられる**|
 \\ \\
 ・**有情物/無情物**\\  ・**有情物/無情物**\\ 
行 76: 行 76:
 === 機能1用法3用例: === === 機能1用法3用例: ===
 例11.(私は)雨に**降られた**。〈迷惑の意味〉←雨が降った。\\ 例11.(私は)雨に**降られた**。〈迷惑の意味〉←雨が降った。\\
-例12.夕べ、(私は)友だちに**来られて**、テストの勉強が出来なかった。〈迷惑の意味〉←夕べ、友だちが来た。テストの勉強が出来なかった。+例12.夕べ、(私は)友だちに**来られて**、テストの勉強が出来なかった。〈迷惑の意味〉←夕べ、友だちが来た。私はテストの勉強が出来なかった。
 ==== 用法4:ものの受け身〈一般的なできごと〉  ==== ==== 用法4:ものの受け身〈一般的なできごと〉  ====
 ** <color #ed1c24>【N1は(/が)V(ら)れる】</color>←【N2は(/が)N1をVる】** \\ ** <color #ed1c24>【N1は(/が)V(ら)れる】</color>←【N2は(/が)N1をVる】** \\
行 84: 行 84:
 === 機能1用法4用例: === === 機能1用法4用例: ===
 例13.オリンピックが東京で**開かれた**。←【一般的】オリンピックを開いた。\\ 例13.オリンピックが東京で**開かれた**。←【一般的】オリンピックを開いた。\\
-例14.この本は世界中で**読まれている**。←【一般的に/皆】この本を読んでいる。+例14.この本は世界中で**読まれている**。←【皆】この本を読んでいる。
 ==== 用法5:素材の受け身 ==== ==== 用法5:素材の受け身 ====
 **<color #ed1c24>【N1は(/が)N2で/からV(ら)れる】</color>←【N1をN2で/からVる】** \\ **<color #ed1c24>【N1は(/が)N2で/からV(ら)れる】</color>←【N1をN2で/からVる】** \\
行 140: 行 140:
 例21.私は10時間**寝ることができる**。\\ 例21.私は10時間**寝ることができる**。\\
 例22.私は辛い料理は**食べることができない**。\\ 例22.私は辛い料理は**食べることができない**。\\
-例23.図書館で本10冊**借りることができる**。+例23.図書館で本10冊**借りることができる**。
 ==== 機能3★: 敬語(尊敬語)  ==== ==== 機能3★: 敬語(尊敬語)  ====
 === 機能3用例: === === 機能3用例: ===
行 153: 行 153:
 例)もう、北海道に**いらっしゃいました****か**。\\ 例)もう、北海道に**いらっしゃいました****か**。\\
 例)この本を**読まれました****か**。\\ 例)この本を**読まれました****か**。\\
-例)この本を**お読みになりました****か**。+例)この本を**お読みになりました****か**。\\ 
 + 
 +<color #ff7f27> **誤用例:** </color>[[文法書の使い方|【本ツールの使い方】]]\\ 
 +**1.その項目を使うべきでないところで使っている**\\ 
 + 例)皆もあの人のスピートに**<color #ff7f27><del>驚かれた</del></color>**のだ(誤用)。【『寺村誤用例集データベース』】→**皆**もあの人のスピートに**<color #ff7f27>驚かされた</color>**。\\ 
 + 例)日本のことを見ると**<color #ff7f27><del>感心された</del></color>**のはこれだけではありません(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集データベース』】→日本のことを見て(**私**が)\\ 
 +   **<color #ff7f27>感心させられた</color>**のはこれだけではありません。\\ 
 + 例)私はその人にあなただけじゃなくてたばこを吸わない人達もあなたに**<color #ff7f27><del>吸われた</del></color>**けむりがいろいろな病気になります(誤用)。【ママ、『日本\\ 
 +   語学習者による日本語作文とその母語訳との対訳データベース』】→**たばこを吸わない人たち**もあなたに**<color #ff7f27>吸わされた</color>**けむり~。\\ 
 +   ※〈解説〉ここは、**N1=主語【皆、私、たばこを吸わない人たち】**が**N2=非主語【あの人のスピード、あなた】****の働きかけを受けて**、\\ 
 +      **感情になったり**【驚く、感心する】、**行為をしたり**【けむりを吸う】するので、**「使役の受け身」(~させられる)を使う**。\\ 
 +     ☞**「受け身」(~られる)****文**では、**N2=非主語【あの人、あなた】**が**感情になったり行為をしたりする**。\\ 
 + 
 + 例)ははと**<color #ff7f27><del>けんかされて</del></color>**、ラムをほもんするためにしんりんへいきました。(誤用)。【『日本語学習者による日本語作文とその母語訳との対訳\\ 
 +   データベース』】→母と**<color #ff7f27>けんかして</color>**~。\\ 
 + 例)だいたい人々の家でランタンに**<color #ff7f27><del>飾られる</del></color>**(誤用)。【『日本語学習者による日本語作文とその母語訳との対訳データベース』】→だいたいの\\ 
 +   人が家でランタンを**<color #ff7f27>飾る</color>**。\\ 
 +   ※〈解説〉文の主語が**意図的に行為をする**場合は、**「受け身」(~される)を使う必要がない**。\\ 
 + 
 +**2.その項目を使うべきところで使っていない(違う項目/違う構文を使っている)**\\ 
 + 例)新年のついたちから十五日にかけて掃除をすることは**<color #ff7f27><del>許さない</del></color>**から(誤用)。【『日本語学習者による日本語作文とその母語訳との対訳\\ 
 +   データベース』】→掃除をすることは**<color #ff7f27>許されない</color>**。\\ 
 + 例)この日の午後、五時ごろ、ナショナルスタジアムでナショナルデイのパラシュートが**<color #ff7f27><del>行ないます</del></color>**(誤用)。【『日本語学習者による日本語\\ 
 +   作文とその母語訳との対訳データベース』】→~が**<color #ff7f27>行われます</color>**。\\ 
 + 例)もし、この映画はもう一度、**<color #ff7f27><del>放映したら</del></color>**再びもう\\ 
 +   一回見ようと思っています(誤用)。【『寺村誤用例集データベース』】→この映画がもう一度**<color #ff7f27>上映されたら</color>**~。\\ 
 + 例)まず、景州では三国時代の新羅のたてものと、芸術品なとが**<color #ff7f27><del>ほぞんして</del></color>**いる(誤用)。【『寺村誤用例集データベース』】→芸術品などが\\ 
 +   **<color #ff7f27>ほぞんされて</color>**いる。\\ 
 +   ※〈解説〉**cf.機能1用法4**(**「一般的なできごと」**)\\ 
 +    ** 「N2~に」がない/不要**な場合は、**一般的なできごと**を**「受け身文」を使って伝える**。\\ 
 + 
 + 例)漢字の訓読みをやめるとすれば、おくりがなの不統一もなにも全部なくなると**<color #ff7f27><del>いった</del></color>**(誤用)。【『寺村誤用例集データベース』】→~と\\ 
 +   **<color #ff7f27>いわれている</color>**。\\ 
 +   ※〈解説〉**cf.機能1用法6**(「**自発**」)**だれが言うかがわからない場合は「自発の受け身」を使う**。\\ 
 + 
 +**3.誤形成(形、活用、助詞などの間違い)**\\ 
 + 例)さかいの水曜日と言うのカーニバルのおわりで一つのばかの人形といっしょに象徴のかーニバルは**<color #ff7f27><del>やけられます</del></color>**(誤用)。【『日本語学習者\\ 
 +   による日本語作文とその母語訳との対訳データベース』】→~が**<color #ff7f27>やかれます</color>**。\\ 
 +   ※〈解説〉「**やける**」→**自動詞**\\ 
 +         「**やく**」→**他動詞**(「~をやく」→「~がやかれる」)cf. **機能1用法1「動詞のタイプ」**\\ 
 + 
 + 例)ペストの作り方は簡単で誰でも**<color #ff7f27><del>作られます</del></color>**(誤用)。【『日本語学習者による日本語作文とその母語訳との対訳データベース』】→だけでも\\ 
 +   **<color #ff7f27>作れます</color>**。\\ 
 +   ※〈解説〉**cf.機能2「可能」**\\ 
 +        「**つくる**」→**グループ1**→「**作れる**」(**cf.動詞活用**)\\ 
 + 
 + 例)例えば、学校へ行く前や会社へ行く前など雨がふるそうかさを持って行くと雨**<color #ff7f27><del>が</del></color>**ふられなくて、便利だ(誤用)。【『寺村誤用例集データ\\ 
 +   ベース』】→雨**<color #ff7f27>に</color>**ふられなくて~。\\ 
 +   ※〈解説〉**cf.機能1用法3(N2に)**\\ 
 + 
 + 例)でも、屋へ帰ったとき、はは**<color #ff7f27><del>が</del></color>**しがられました。(誤用)。【『寺村誤用例集データベース』】→はは**<color #ff7f27>にしかられました</color>**。\\ 
 +   ※〈解説〉**cf.機能1用法1(N2に)**\\ 
 + 
 + 
 ===== コラム ===== ===== コラム =====
 ➣「Vられる」には三つの意味が重なることがあるので、区別は、文法(助詞など)か文脈によって可能となる。\\ ➣「Vられる」には三つの意味が重なることがあるので、区別は、文法(助詞など)か文脈によって可能となる。\\
行 166: 行 220:
  
 ===== 確認問題 ===== ===== 確認問題 =====
-1 このオペラは、モーツァルト{a.に   b.から  c .によって}作曲された。 \\+1 このオペラは、モーツァルト{a.に   b.から   c .によって}作曲された。 \\
 2 となりにいた人に{a.私の足を b.私は足を c.私に足を}ふまれた。\\ 2 となりにいた人に{a.私の足を b.私は足を c.私に足を}ふまれた。\\
 3 母にべんとうを{a.作られました b.作ってもらいました}。\\ 3 母にべんとうを{a.作られました b.作ってもらいました}。\\
118v_ら_れる.1746090600.txt.gz · 最終更新: 2025/05/01 18:10 by kaken

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