1あげる
差分
このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
| 両方とも前のリビジョン前のリビジョン次のリビジョン | 前のリビジョン | ||
| 1あげる [2025/11/10 16:04] – [機能1★: [与え手=主語]が[受け手=非主語]にあげる(さしあげる・やる)] kaken | 1あげる [2025/12/02 13:46] (現在) – [機能1★: [与え手=主語]が[受け手=非主語]にあげる(さしあげる・やる)] kaken | ||
|---|---|---|---|
| 行 84: | 行 84: | ||
| <color #ff7f27> **誤用例:** </ | <color #ff7f27> **誤用例:** </ | ||
| - | 1.その項目を使うべきでないところで使っている\\ | + | 1.**その項目を使うべきでないところで使っている**\\ |
| - | 例)×先生は 学生に 宿題を < | + | 例)先生は 学生に 宿題を < |
| - | ※〈解説〉日本語では、「宿題をあげる」のではなく、「宿題を出す」と言う。\\ | + | ※〈解説〉日本語では、「宿題をあげる」のではなく、「**宿題を出す**」と言う。\\ |
| - | 例)×友だちが (私に) ヒントを< | + | 例)友だちが (私に) テレビを< |
| - | ※〈解説〉(cf.「くれる」)「友だち」が与え手=主語。\\ | + | ※〈解説〉(cf.「くれる」)「友だち」(3人称)が与え手=主語、「私」(1人称)が受け手=非主語の場合、「**くれる**」を使う。\\ |
| - | 例)×私は子どもにキャンディを< | + | 例)私は子どもにキャンディを< |
| - | ※〈解説〉(cf.「目上/目下」とコラム)「私」=与えて・目上、「子ども」=受け手・目下。\\ | + | ※〈解説〉(cf.「目上/目下」とコラム)「私」が与え手・目上、「子ども」が受け手・目下の場合、「さしあげる」は使えない。\\ |
| - | 2.その項目を使うべきところで使っていない(違う項目/違う構文を使っている)\\ | + | 2.**その項目を使うべきところで使っていない(違う項目/違う構文を使っている)**\\ |
| - | 例)< | + | 例)< |
| + | ※〈解説〉「私」が与え手の場合は、「私」は主語になる。\\ | ||
| + | 例)私は花子さんに本を< | ||
| + | ※〈解説〉(cf.「くれる」)「くれる」を使うとき、「私」以外の人が主語になる。「私」は非主語になる。\\ | ||
| + | | ||
| ====== コラム ====== | ====== コラム ====== | ||
| **➣さしあげる: | **➣さしあげる: | ||
1あげる.1762758280.txt.gz · 最終更新: 2025/11/10 16:04 by kaken